このメニューでは、データソースの単位で権限制御、通知設定、有効化/無効化を設定します。
データソース:取得データを束ねるグループ
目次
前提
Cadre サーバー管理者権限を持つユーザー、または DATASOURCE 登録権限をもつユーザーで Web アプリへログインしてください。
初期ユーザーは管理者権限を保有しています。
機能
データソースを登録する
- サーバー管理者権限または DATASOURCE 登録権限をもつユーザーでログインします。
- 上部ナビゲーションバーから DATASOURCE を選択します。
- ADD ボタンを押下します。
データソース設定情報を入力します。
項目
必須
説明
備考 DATASOURCE NAME ● 本アプリ内でデータソースを特定するための任意の文字列を指定します。 使用可能な文字に制限があります。
- 先頭1文字目: 半角英字
- 2文字目以降: 半角英数字とアンダースコアの組み合わせ
DESCRIPTION データソースの概要を入力します。 ENABLE 本データソースでデータ取得を行う場合、ON にします。 NOTIFY(ON/OFF) Slack/Teams への通知を行う場合、ON にします。 時点で通知可能な内容はデータ取得時のエラーメッセージのみです。
通知イベントは今後追加される予定です。Select Notify App Slack/Teams のいずれかを選択します。 WEBHOOK メッセージアプリの Webhook URL を入力します。 PROXY プロキシサーバーの URL を入力します。 メッセージアプリへアクセスするためにプロキシサーバーの経由が必要な場合は本項目以降のプロキシ設定を実施してください。 PROXY USER プロキシサーバーにユーザー認証が必要な場合、認証情報を入力します。 PROXY PASSWORD プロキシサーバーにユーザー認証が必要な場合、認証情報を入力します。 PERMISSION(USER) 本サービス情報を編集、参照可能なユーザーを設定します。 本設定は RDB アクセス時の参照権限としても使用します。
尚、EDIT / READ どちらの権限を付与しても RDB アクセス時は参照のみ許可されます。
PERMISSION(GROUP) 本サービス情報を編集、参照可能なグループを設定します。 本設定は RDB アクセス時の参照権限としても使用します。
尚、EDIT / READ どちらの権限を付与しても RDB アクセス時は参照のみ許可されます。
- SAVE ボタンを押下して、設定を保存します。
データソースを編集する
- 登録済データソースの明細行右端にあるサブメニュー(・・・アイコン)を開き、EDIT を選択します。
- 必要な修正を行い、SAVE ボタンを押下します。
データソースを削除する
- 登録済データソースの明細行右端にあるサブメニュー(・・・アイコン)を開き、DELETE を選択します。
- 確認ダイアログが表示されますので、削除対象に間違いがないことを確認し、問題なければ OK ボタンを押下します。
データソースを削除すると、配下のアイテム設定は全て削除されます。
データソースを再起動する
データソース毎に該当データへのアクセスを管理するためのプロセスが稼働しています。
取得済データへアクセスできない場合、データソースの再起動をお試しください。
データソースの起動状態を確認する
- 登録済データソースの一覧画面を開きます。
一覧表内の ALIVE 列を確認します。
状態 説明 備考 稼動 - データソースは正常に稼働しています。
停止 - ENABLE が TRUE かつ停止状態です。
- データソースが起動中、または何らかの障害によりアクセスできない状態を指します。
数分間、この状態が継続する場合は障害の可能性が高いため、以下の操作をお試しください。- データソースの再起動を実行する(データソース サブメニューから RESTART を実行する)
- 上記で改善しない場合、Cadre コンテナを再起動する
- データソースが起動中、または何らかの障害によりアクセスできない状態を指します。
無効 - データソースを登録する 際に ENABLE トグルを OFF にしている場合は必ず停止状態となります。
この際、RESTART は非活性となり選択できません。
データソースを再起動する
- 登録済データソースの明細行右端にあるサブメニュー(・・・アイコン)を開き、RESTART を選択します。
- 数秒待ち、ブラウザをリロード(F5ボタン押下)し、ALIVE 列のアイコンが稼動状態になることを確認します。
データソースをエクスポートする
以下のユースケースで使用します
- 異なる Cadre インスタンス間でデータソース設定を利用する場合
- 予め作成した設定のテンプレートを活用し、速やかに設定を開始する場合
- 環境を移行する場合
- 同一 Cadre インスタンス内で類似データソース設定を行う場合
- データ閲覧権限が異なる複数の事業部に対して類似のデータ取得パターンを展開したい場合
エクスポートデータ
エクスポート範囲
- データソース配下のアイテム設定(詳細設定含む)
データソース配下のアイテムに紐づくフィールド設定
- データソースに紐づく設定(通知、権限)は移行対象に含みません。
- 異なる Cadre インスタンスに移行する場合、スケジュールパターンマスタ自体は移行対象に含みません。
スケジュールパターン ID のみがエクスポートされますので、環境差異により意図したスケジュール設定が反映されないことがあります。
インポート後に手動で調整いただくか、エクスポートファイル内でパターン ID を調整いただくなどの事前調整が必要です。
エクスポート形式
- json ファイル
データソースをエクスポートする
- 登録済データソースの明細行右端にあるサブメニュー(・・・アイコン)を開き、EXPORT を選択します。
- デフォルトのダウンロードフォルダに設定ファイルがエクスポートされます。
- ファイル名は以下の通りです。
<データソース名称>.json
- ファイル名は以下の通りです。
データソースをインポートする
データソース画面からエクスポートした json ファイルを元に、設定済のデータ取得パターン(アイテム、フィールド)を生成します。
- データソース一覧画面の ADD ボタン右にあるサブメニュー(▼アイコン)から、IMPORT を選択します。
- ファイル選択ダイアログが表示されますので、事前にエクスポートした json ファイルを選択します。
- インポートによって新規作成するデータソース名を設定します。
- インポートするアイテム一覧が表示されます。接続先サービス、データ取得条件となるクエリ文字列を設定します。
デフォルト値はエクスポート時点の内容となります。変更が必要な箇所のみ修正します。 - IMPORT ボタンを押下すると、順次設定のインポートが行われます。
- インポートが成功すると以下のメッセージが表示されます。 OK ボタンを押下して、元の画面に戻ります。
- データソースのインポートはアイテムの追加を伴います。
- インポートファイル内のアイテムを全て追加した結果、アイテム登録数がライセンスで定めた上限値を超える場合は、登録に失敗します。