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情報

このページでは、インストーラーを利用して Confluence の Data Center 版を クラスター化された構成で Linux 環境にインストールする手順について紹介します。

目次

目次
maxLevel1

...

はじめに

Confluence をインストールする環境は以下を想定しています。

インストールディレクトリ
(Confluence のプログラムを配置するディレクトリ)

/opt/atlassian/confluence (Confluence のインストーラーのデフォルト設定を利用)

ローカルホームディレクトリ

(Confluence のローカルデータを保存するディレクトリ)

/var/atlassian/application-data/confluence

共有ホームディレクトリ
(Confluence の共有データを保存するディレクトリ)

/data/confluence/shared-home 

TCP ポート番号8090 (Confluence のデフォルトポートを利用) (情報)アトラシアン アプリケーションで使用されるポート
コンテキストパス
(URL でサーバー名に続く文字)
/wiki 

インストールを実行するユーザー

root

Confluence 稼働ユーザー

confluence (Confluence のインストーラーで自動で作成されるユーザーを利用)

データベース

共有ホームディレクトリ と同一のサーバーにインストールされた PostgreSQL を利用

Java

AdoptOpenJDK JRE (Confluence のインストーラーに同梱の JDK を利用)

起動方法

サービスとして登録し、自動起動する

...

注意
titleご注意ください

Confluence のバージョンによってサポートされている稼働環境は異なります。
最新の情報は、サポート対象プラットフォーム のページからご確認ください。

構成例

Confluence をクラスター構成にする事により、一つのノードが停止しても直ちに Confluence のサービスが停止するという事態を避けることができ可用性は向上します。反面、システムリソースを多く消費するためサーバーの運用負荷は高くなります。詳細は Confluence Data Center でのクラスタ化 をご参照下さい。 

Confluence をクラスター化して構成する場合は、スティッキー HTTP セッション が必要です。この手順書ではロードバランサー(単一)として  Apache を利用し、Confluence を 2ノード構成にした環境でのインストール手順を説明します。

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ロードバランサーとして利用するサーバー

ロードバランサーを用意します。ロード バランサは「ステッキー HTTP セッション (セッション アフィニティ) 」と 「WebSockets」 をサポートしている必要があります。AWS 上で構築する場合は、アプリケーションのロードバランサ(ALB)を使用する必要があります。
HAProxy、Apache、および Nginx 等がありますが、この手順書では Apache を利用します。

詳細は ロードバランサーの構成オプション ( Atlassian ドキュメント) や Atlassian Data Center を使用したトラフィック分布 ( Atlassian ドキュメント)   をご確認下さい。

...

ロードバランサーや Confluence を設定するサーバー、データサーバーに それぞれ Linux をインストールしてください。本ドキュメントでは CentOS を利用します(RHELや、Ubuntu などの Debian 系ディストリビューションを利用することもできます)。

情報

 VMwareAWS などで仮想環境のサーバーに Confluence をインストールすることもできます。その場合、ノード1の 仮想マシン をコピーして ノード2のサーバーを作成する事も可能です。本ドキュメントでは、仮想マシンをコピーする場合としない場合の両方に対応しています。仮想マシンのコピーをする方は、このタイミングではノード2のサーバーは準備しなくて良いです。

...

サポート対象プラットフォーム に記載されている、サポートされたデータベースを構築します。本ドキュメントでは PostgreSQL を利用しますので、以下のページの手順を実施してください。
今回はデータサーバーに PostgreSQL をインストールし、Confluence用の共有データベースを作成します。

注意
titleご注意ください

クラスタ化した Confluence では、 Confluence 内部の組み込みデータベース(H2) をご利用いただけません。

4.ノード1の Confluence のインストール・セットアップ を実行する

...

5.1.ノード1の Confluence のサービスを停止する

Confluence が起動している場合は、以下のコマンドを実行し Confluence を停止します。
※ RHEL 7 や CentOS 7 系の OS をご利用で Confluence systemd の設定
 を実施している場合は以下のコマンドで実行できます。 を実施している場合は以下のコマンドで実行できます。

コード ブロック
themeRDark
# systemctl stop confluence

...

コード ブロック
title/etc/exports を編集
/data/confluence/shared-home 192home 192.168.56.0/24(rw,sync,no_root_squash,no_all_squash)

...

コード ブロック
themeRDark
# systemctl enable nfs
# systemctl enable rpcbind

以下のコマンドで Firewall を設定し、設定を反映させます。

コード ブロック
themeRDark
# firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=nfs
# firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=mountd
# firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=rpc-bind
# firewall-cmd --reload

...

(情報) 上記でできる、/tmp/shared-home.tar.gz は念のためのバックアップなので作業が終了したら、削除しても大丈夫です。

7.3 Confluence のサーバ基本URLの修正
アンカー
server.xml
server.xml

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