情報

Jira における、各種言語設定を行います。

一般操作における表示言語、検索時に利用される言語、日付の表示スタイルなど、設定箇所と影響箇所をそれぞれご紹介します。

minLevel	1
maxLevel	7

既定言語

既定言語とは

プロジェクト作成時に「既定言語」設定に従って、解決状況、優先度、ステータスや課題タイプが生成されます。デフォルトでは、Jira Cloud はユーザーのブラウザで設定されている言語を使用しますが、ブラウザの言語が検出できない場合は「既定言語」で指定された言語で Jira Cloud 上の表示言語が決定されます。

パネル

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「既定言語」を英語のままプロジェクトを作成した場合

パネル

bgColor	#E3FCEF

「既定言語」を日本語に変更してプロジェクトを作成した場合

既定言語の変更方法

日本語を中心に Jira を利用する場合は、以下手順で日本語に設定します。

画面右上の歯車アイコンから「システム」を選択します
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画面右上の「設定の編集」をクリックし、「多言語対応」>「既定言語」のプルダウンメニューから「日本語（日本）」を選択します
画面一番下の「更新」ボタンをクリックして、設定を完了します

アンカー
個人のプロフィール言語
個人のプロフィール言語
個人のプロフィール言語

個人の環境において、メニューや項目の表示言語を強制的に変更したい場合は以下手順で設定変更します。

画面右上にある個人のアイコンより、「個人設定」を選択します
Image RemovedImage Added
「言語」の右下にある「プロファイル設定ページ」のリンクをクリックします
「言語」のプルダウンメニューから任意の言語を選択後、更新完了のメッセージを確認します
各メニュー、項目の表示言語が切り替わったことを確認します

インデックス作成言語

インデックス作成言語とは

高速な検索を提供するため、Jira は課題フィールドに入力されたテキストのインデックスを作成します。このインデックスはファイルシステムに保存され、課題テキストが追加または変更されるたびに更新されます。Jira ではテキストのインデックス作成に Apache Lucene を使用しています。詳細は Query Parser Syntax をご覧ください。

インデックス作成言語は、Lucene の Analyzer クラスのどれを使うかの違いになります。言語の違いについては以下の通りです。

言語	説明
英語	StandardAnalyzer （漢字、ひらがなは 1 文字区切り、カタカナ、英語はトークン単位）
カスタム日本語	JapaneseAnalyzer （日本語、辞書を用いた形態素解析を行う）
CJK	CJKAnalyzer （ CJK 文字に関しては bi-gram : 2 文字区切り）

各言語の特徴と推奨言語

日本語を中心に Jira を利用する場合は、CJK（中国語/日本語/韓国語）を選択することを推奨します。

「CJK」（ bi-gramu ）は、「英語」（ uni-gram ）よりはインデックスサイズも小さく、検索処理も多少は早くなると考えられます。また、二文字単位（英語は一文字単位）での検索ができますので、より精度の高い検索結果を得ることができます。
「カスタム日本語」は検索キーワードを辞書を持って形態素解析します。「CJK」や「英語」のような n-gram（比較的単純な文字数の単語分割）に比べ処理が遅くなることがあります。

日本語をベースに情報が登録されている場合、「中国語/日本語/韓国語」に設定しておくと期待する結果が得られやすくなります。

検索キーワード	インデックス作成言語
検索キーワード	英語（高度のステミング）	中国語/日本語/韓国語
送信	4 件ヒット：「送」「信」が AND 検索される Image Modified	2 件ヒット：「送信」が検索される Image Modified
送受信	3 件ヒット：「送」「受」「信」が AND 検索される Image Modified	1 件ヒット：「送受」「受信」が AND 検索される Image Modified
送?	5 件ヒット：「送」と「送?」で検索 Image Modified	5 件ヒット：「送?」で検索 Image Modified